直喩と類推を用いたデザイン

クモの巣のシリコーンラップ。

クモの巣を視覚的に模すことは直喩的なデザインと言えそうだ。
一方で「クモの巣が張っている状態=放置されて古びたもの」というイメージを、食品の保存用品の造形に引用してくるのは類推的にふざけたデザインと言えるかもしれない。

残った食事にラップを張って保存する行為は、特別何の感情もうまない“ゼロ”の作業だと思う。
それが「自分の手でビヨーンと伸ばしてクモの巣を張る」という行為に変わることで、少しバカらしくて笑えるようになったとしたら、日常がちょっとだけ楽しくなるかもしれない。

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